先日、7月に行われた、娘のピアノの発表会のDVDが届きました。
娘の初めてのピアノの発表会、一緒に連弾で弾いてきました。
私の方が緊張してしまい、手が勝手に動いている感じでした。
だから、伴奏がカチコチ、という感じ(笑)
和音も間違えて不協和音になってしまい、音がちょっと汚くなってしまっています(汗)
聞き苦しい音楽になってしまいましたが、良かったら聴いてみてくださいね。
「ピアノをやりたい。」
年少の頃から言っていた定型発達の娘。
じゃあ、キラキラ星を弾けるようになったらね。
そう約束し、
年少の時に片手でキラキラ星を弾けるようになりました。
それでもピアノ教室を始めなかったので、
何度も娘に催促され、
年中から、ピアノ教室に通い始めました。
●順調だった頃
自分から「ピアノを習いたい」「ちゃんと練習する」
と言っていましたが、毎日となるとやはりなかなかできません。
「ピアノやりなさい」と怒るのもつかれるので、
毎日帰ったらすぐに、一緒にやるようにしました。
すると、ピアノの先生に聞いてもらうたびに、
1曲か2曲、花丸がもらえて、次の曲に進みます。
楽譜も読めるようになり、順調でした。
●うまくいかなくなった頃
そろそろピアノにも慣れたし、
楽譜も読めるようになったし、
自分で練習してほしいな。
仕事が忙しかったのもあり、
一人で練習をさせていました。
そして、練習しない日も・・・
そうすると、やはり出来ないんですね。
そして、ピアノ教室に行っても、
ふざけて、なかなか先生の指示に従いません。
●ピアノがうまくなるコツは・・・
そんなピアノを真面目にやらない時期が続いたので、
先生に相談しました。
先生はこんなことをおっしゃいました。
「
ピアノ教室に来ている子達で、
上手に弾けるようになって、
次々に新しい曲を練習していく子達に共通するのは、
親が一緒に練習していることです。
幼児期に、一人でピアノを練習して上手になる子どもは
ほとんどいません。
楽譜も、『 # 』が出てきて、どんどん難しくなっています。
そして、お子さんみたいに、弾けていた子は、
弾けないと恥ずかしいって思うんじゃないかな。
練習していなくて、弾けないと分かっているから
真面目にやらないんだと思います。」
と言われました。
自閉症の息子の算数を教えることばかりに気を取られて、
最近、娘のピアノを見てあげていなかった事を反省しました。
●再び順調に
娘のピアノを毎日見る生活に戻しました。
私「左手も弾いてごらん」
娘「えー!左手難しいんだよ、
だって左手にも『 # 』が付いてるんだよ。」
私「え!?ほんとだね。難しいね。この音は・・・」
娘「ここやし!」
って、私が教えなくても、分かってるやん!!
結局、分からないわけではないんです。
落ち着いてやればちゃんと分かる。
だけど、幼児期にひとりで落ち着いて練習することは難しい。
定型発達の子どもでも、発達障害の子どもでも、
凄く手がかかるな、子育てって、
子どものためにどこまで時間を上手に作ってあげられるかだな。
そう、改めて実感した出来事でした。
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