2017年10月14日土曜日

発達障害の子も 定型発達の子も 丁寧に教えると伸びる


先日、7月に行われた、娘のピアノの発表会のDVDが届きました。
娘の初めてのピアノの発表会、一緒に連弾で弾いてきました。

私の方が緊張してしまい、手が勝手に動いている感じでした。
だから、伴奏がカチコチ、という感じ(笑)

和音も間違えて不協和音になってしまい、音がちょっと汚くなってしまっています(汗)
聞き苦しい音楽になってしまいましたが、良かったら聴いてみてくださいね。


「ピアノをやりたい。」
年少の頃から言っていた定型発達の娘。

じゃあ、キラキラ星を弾けるようになったらね。

そう約束し、
年少の時に片手でキラキラ星を弾けるようになりました。

それでもピアノ教室を始めなかったので、
何度も娘に催促され、
年中から、ピアノ教室に通い始めました。


●順調だった頃

自分から「ピアノを習いたい」「ちゃんと練習する」
と言っていましたが、毎日となるとやはりなかなかできません。

「ピアノやりなさい」と怒るのもつかれるので、
毎日帰ったらすぐに、一緒にやるようにしました。

すると、ピアノの先生に聞いてもらうたびに、
1曲か2曲、花丸がもらえて、次の曲に進みます。

楽譜も読めるようになり、順調でした。



●うまくいかなくなった頃

そろそろピアノにも慣れたし、
楽譜も読めるようになったし、
自分で練習してほしいな。

仕事が忙しかったのもあり、
一人で練習をさせていました。

そして、練習しない日も・・・

そうすると、やはり出来ないんですね。

そして、ピアノ教室に行っても、
ふざけて、なかなか先生の指示に従いません。



●ピアノがうまくなるコツは・・・

そんなピアノを真面目にやらない時期が続いたので、
先生に相談しました。

先生はこんなことをおっしゃいました。


 ピアノ教室に来ている子達で、
 上手に弾けるようになって、
 次々に新しい曲を練習していく子達に共通するのは、
 親が一緒に練習していることです。

 幼児期に、一人でピアノを練習して上手になる子どもは
 ほとんどいません。

 楽譜も、『 # 』が出てきて、どんどん難しくなっています。

 そして、お子さんみたいに、弾けていた子は、
 弾けないと恥ずかしいって思うんじゃないかな。
 練習していなくて、弾けないと分かっているから
 真面目にやらないんだと思います。」

と言われました。

自閉症の息子の算数を教えることばかりに気を取られて、
最近、娘のピアノを見てあげていなかった事を反省しました。



●再び順調に

娘のピアノを毎日見る生活に戻しました。

私「左手も弾いてごらん」

娘「えー!左手難しいんだよ、
 だって左手にも『 # 』が付いてるんだよ。」

私「え!?ほんとだね。難しいね。この音は・・・」

娘「ここやし!」

って、私が教えなくても、分かってるやん!!

結局、分からないわけではないんです。
落ち着いてやればちゃんと分かる。
だけど、幼児期にひとりで落ち着いて練習することは難しい。

定型発達の子どもでも、発達障害の子どもでも、
凄く手がかかるな、子育てって、
子どものためにどこまで時間を上手に作ってあげられるかだな。

そう、改めて実感した出来事でした。



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