2018年6月19日火曜日

自閉症くんの妹の「寂しさのまぎらわせ方」

自閉症児の妹は、どうしても、いろんなことで、後回しにされがち。

息子の勉強を見ている時、私が仕事をしているときなど、
自分なりの寂しさのまぎらわせかたを見つけています。

娘は、お人形やぬいぐるみが大好きで、
みんな集めて、連れて歩いています。

そして、自分は保育園の先生や、お母さんになりきっています。


そして、ピアノの練習は、自分で楽譜を見て練習してもらうようにしているため、
寂しいようで、ぬいぐるみたちを連れて、練習しています。


小学校1年生。私の子どもの頃は、友達とよく近所の公園で遊んでいたように思います。
娘にも、少しずつ、自分で出来ることを増やしていってほしいと思います。


2018年6月16日土曜日

発達障害・自閉症・言葉が遅い子だけでなく みんなが楽しめる絵本のご紹介

小学生の読む絵本は長いですね。
 1冊読み聞かせするのに、10分はかかるでしょうか。

娘はもう、自分で1冊読んでくれるので助かります。
 が、やはり読んでほしいようです。

 ときどき、読んで、内容がわかりづらいところは説明しています。


娘のお気に入りの絵本は、ルルとララのシリーズ。
ルルとララの2人が、クッキーや、クレープなどを作るお話しで、 中にレシピも乗っていて、息子も大喜び。

 先日は、クレープがテーマでした。

息子の音読にも使っています。
お料理が大好きな息子は、小さな文字でも喜んで読んでくれます。
好きこそものの上手なれ、ですね。


息子も娘も、作りたい!と言うので、材料を買いに行きました。
すると、近所の子に会い、私も一緒に作りたい!と言うので、
みんなで一緒に作りました。


やりたくてすぐに手を伸ばす息子の手を、お友達がやさしく止めています(笑)

楽しく作って食べました~



子どもは、絵本から、たくさんのことを学びます。

でも、絵本が嫌いな子もいます。

特に発達障害や自閉症、言葉が遅い子は、絵本の内容が理解できなくて、聞いてくれないこともあります。


そんな子ども達におすすめの絵本をこちらでご紹介しています。
発達障害や自閉症などのお子さんでなくても、みんなが楽しく読める絵本ですので、
是非、参考にしてくださいね。

>> 自閉症・発達障害・言葉が遅い子にしてあげたい絵本の読み聞かせ方とおすすめ絵本

2018年5月16日水曜日

母の日に・・・(*´ω`*) 自閉症の息子と定型の娘が

母の日は、いかが過ごされましたか?

私は、去年までは、母の日に、 自分の好きなことをして過ごしていた気がします。

でも、今年は、 自閉症の息子と定型発達の娘から素敵なプレゼントが・・・

 いつもと違った経験が出来ました。
母の日のことを書きたいと思います。



  

●母の日の夕ご飯は・・・



息子が、小学校やデイサービスで、

母の日のカードやお花をたくさん作って来てくれました。





そして、当日の夜ごはんに、

息子がコロッケを作ってくれました。



といっても、私のためではなく、

本人が食べたかったのですが(笑)





火を使うところだけ私が手伝って、

あとは、全部、やってくれました。





卵も黄身が崩れないくらいきれいに割って、

かき混ぜて、

パン粉も小麦粉も準備して、衣をつけて・・・





テーブルも、床もパン粉だらけになりますが、

食後に娘が掃除機をかけてくれました。







●母の日に家が美容院に



お風呂は、子ども達に先に入ってもらい、

一人でゆっくり入りました。





一人でゆったり入っているときに、

ちょっと思いついて、娘に

「シャンプーしてもらえますか?」と

美容院のお客さん口調で頼んでみました。



すると、

「はい!いいですよ。」と張り切って、

嬉しそうに入ってきました。





私は、湯船につかって、

頭だけ湯船から出して寝転びます。



シャンプーをしながら、

頭を丁寧にマッサージしてもらい、

リンスをしてもらいました。



小さな手で、優しく洗うシャンプーは、

とっても気持ちがよかったです。



  



お風呂から上がってから、

息子に、髪の毛を乾かしてもらいました。



髪を右手で広げながら、

左手でドライヤーをもって、乾かしてくれます。



男の子なのに、女性の髪の毛の乾かし方を

よく見ていて、丁寧に触ってくれました。





人に髪を触ってもらうのって、気持ちいいですよね。

しかも自分の子ども達。

なんだかとても幸せな気持ちになりました。





こんなささやかな母の日のプレゼントですが、

今年は、特別な母の日になりました。


2018年3月20日火曜日

卒園式 最初で最後の恩返しは・・・ 自閉症の息子につぎ 定型発達の娘も卒園


あわただしい毎日の中、
新たな役目を務めることとなりました。

娘の卒園式の後に、
担任の先生と子ども達、お母さん方で行うお別れ会で、
子ども達が歌う伴奏を務めることになったんです。
役員のお母さんがうちに遊びに来た時に、
娘のピアノの発表会で「私と娘が連弾で弾いた写真」を見て、
頼まれました。


●保育園の役員は最後まで しないままに
私は、娘を1歳から、息子を2歳半から、
子ども達を保育園に預けていましたが、
一度も役員をやりませんでした。

うちの息子は、多動気味だったため、
園で一番手がかかる子じゃないか、と思えるくらい。
役員をやるという余裕もありませんでした。

また、定型発達の子どもが多い中、
発達障害を持った子の子育てという、
「丁寧すぎる子育て感」がしみついている自分には、
他の子を育てているママ達との「子育て感の違い」を強く感じていました。


特に、定型発達の娘が小さい頃には、
定型発達の子ども自体のことが分からなかったため、
そんな自分が、園全体のことを決めていくには、
ふさわしくない、という思いもありました。


そして、多動傾向の息子を追い回していた私、
ママ達も、大変そうな私を見て、
誰も役員をするように勧める人はいませんでした。

そんな経緯もあり、役員を一度もすることなく、
息子が卒園、今度は娘も卒園します。


ですから、今回、ピアノの伴奏を頼まれたときには、
最初で最後の恩返しのつもりで引き受けようと思いました。


●私とピアノ
私は、子どもの頃からピアノを習っていました。
子どもの頃は、家で練習をしたことがなく、
先生のお宅で教えてもらったのみ。
全然上手には弾けません。


だから、娘のピアノの発表会の連弾も、
すごく練習しました。
子どもの頃よりも、
ずっとずっと、いっぱい練習した気がします^^;


連弾の時に引いた、
左手の三和音(3つの音を同時に弾く)の連続も
覚えるのが大変でした^^;


お別れ会の曲を、楽譜をいただき、弾いてみました。
3時間連続で練習して、やっと曲の感じがつかめました。
三和音の連続も、なんとか、ゆっくりであれば、
弾けるようになりました(汗)


コードネームなど、ちゃんと身についている方は、
すぐに弾けるのでしょうが、音大でも教育学部でもない、
子どもの頃も全然練習しなかった私には、とても難しいです。

しかし、子どもの頃とは違い、
ピアノ曲の作曲の美しさ、奥深さを感じました。
左手で弾いた三和音を右手と左手で追いかけるように音を奏でる、
やまびこのような、こだまするような、優しいピアノの音色、
大人になると、面白さがよくわかりますね。

娘のおかげで、大人になって、再び、ピアノに目覚めました。


●保育園の先生の感謝
ピアノの伴奏の練習をしていて、ふと、思いました。

保育園の先生は、発表会の度に、ピアノの伴奏をされます。
毎日の迎えに行った時も、先生の伴奏で、子ども達が歌っています。
「先生って、いつ、ピアノの練習するんだろう・・・」と私がつぶやきました。

すると、娘が「夜起きて、練習するって言ってたよ」と言いました。
そうかもしれない!!!と思いました。


うちの保育園は、平日は朝7時から、夜は8時まで、
土曜日も朝7時から夜7時まで開園しています。

夏休みはお盆だけ、冬休みは年末年始だけ、春休みはありません。
そんな忙しい中、うちの息子のように、発達が遅い子の
保育所等訪問支援事業で支援員を園へ迎え入れ、
週1回の対応、月2回の会議。

発達が遅い子の毎日の連絡帳のやり取り。

こんな忙しい中、ピアノの伴奏の練習もしているんだと思うと、
本当に頭が下がりました。


●1曲は私が・・・もう1曲は娘に・・・
卒園式のお別れ会の曲、
楽譜をピアノの先生と簡易化してみましたが、
簡易化するとしょぼくなってしまうので、やめました。

こちらは、子どもには難しい曲なので、私が弾くことにしました。


もう1曲は、世界中の子ども達は です。
こちらは、ちょっと楽譜を簡易化すれば子どもでも弾けそうなので、
娘が練習しています。

最初は私が2曲弾くつもりでしたが、
「私も弾きたい!」と1曲取られました。

子どもを特訓すると、すぐに弾けるようになったので、
練習すれば、みんなが歌うのにもまどわされず、
3番まで弾けるかな、と思います。


卒園式まで、あと2週間くらいでしょうか、
頑張ります!!

こちら、先日、娘の伴奏に息子が合わせて、偶然2人で演奏していたものを撮ってみました。
良かったら見てみてくださいね。