2017年10月11日水曜日

発達障害児の妹のお手紙


うちの息子は、発達障害自閉症)で、多動傾向があります。
1歳3ケ月で歩けるようになってから、いつも動き回り、私は息子を追いかけまわしてばかりでした。
赤ちゃんの頃から、いつも置いてけぼりの娘。


そんな息子も、もう小学校2年生、娘は年長になりました。


小学校2年生の息子ですが、多動の薬を勧められるほど、移動支援を利用し始めるほど、多動の傾向が強いです。


そして、息子は、昔から、癇癪もひどかったです。
昔は、頭をゴンゴンと床に打ち付ける自傷行為がありました。
今は、物を投げるような行動や家族をたたくことも。
小学校前後で落ち着いていましたが、この夏休みにイライラしやすくなり、怒った時の感情コントロールがうまくいかなくなりました。
おかげさまで、私もまたストレスがたまる日々を過ごしています。


息子の子育てと、家事と大変な私は、娘から、以前はよく、お手伝い券をもらいました。
保育園で、母の日のプレゼントに、作ってからでしょうか。
なるべく、思い出したときには、使うようにしたんですが・・・
せっかく何枚ももらっていたのに、お手伝いを頼むときは券を渡していないことが多かったのが反省です。



最近は、娘から、よくお手紙をもらいます。
以前に、唯一買った1冊の子ども向け雑誌に便せんがついていて、昨年度末に、転園するお友達にお手紙を書いてからでしょうか。お手紙に興味が出たようです。
最近は、よく、私に手紙を書いてくれます。先日も書いてくれました。
お絵描きも上手に描いてくれました。

ままへ ●●●より
まま いつも かたづけありがとう
しょっきや こっぷを かたづけて ありがとう
まま こんどから ▲▲くんが うんぎゃあだったら
●●●にまかせてね
まま おでかけ たのしかった。
だいすきです まま いつも ごはん おいしいよ。



散らかしたらだめ、終わったらお片付け、ママも食器洗うから忙しい、などと、
毎日口を酸っぱくして言っているからでしょうね。
うんぎゃあだったら、というのは、癇癪のこと。娘なりに頑張ってくれています。
嬉しい反面・・・なんだか罪悪感・・・(汗)


ちなみに、おでかけたのしかった、とは、娘と二人だけで行ったランチのこと。
いつも、お手伝いを頑張ってくれている娘には、なるべく感謝の気持ちを、目に見える形で伝えるようにしています。



そして、娘が初めて、息子にもお手紙を書いてくれました。



▲▲くん だいすき。★


まだ年長の娘が、こうやって、私たちを気遣って、手紙を書いてくれることは嬉しいけれど、無理させていないかな。って、ちょっと心配になったりもします。


だから、甘えさせてあげられる時は、二人でお出かけしたりします。
普段から、いっぱいほめて、お兄ちゃんの面倒を見てくれるお礼もたくさん言います。


なんでも前向きで、息子だけでなく、保育園のみんなに対してもとても面倒見が良い娘だから、自分を犠牲にして、無理しているわけではなさそう。


でも、年長だから、本当はもっと甘えたいと思う。
そういう気持ちは、「わかってるよ。」「大好きだよ。」って、いっぱい伝えようと思っています。


▼仲良しの娘と息子 保育園時代
発達障害(自閉症)育児 兄弟仲良く 娘の思いやり


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