2017年11月23日木曜日

多動の息子と定型発達の娘:子ども達をもっと信じなきゃと思った出来事


多動傾向、知的障害のある自閉症スペクトラムの息子。

小学校二年生、運動発達は年齢相応のため、足も早く、走り回る息子についていくには、年々歳を取る親には厳しいものがあります^_^;

アスレチック遊具が広範囲に点在する広い公園では、迷子になることもしばしば。



そのストレスから解放されるために、移動支援を始めています。
小学校3年生までは、岐阜市では親同伴が求められるため、息子と娘と私の3人のお出掛けに、同行してもらっています。

移動支援では、小学校高学年くらいからは同性介護が良いそうです。更衣室やトイレなど、高学年ともなると、さすがに女子トイレには入れないですもんね。

うちはまだ低学年ですが、多動で、体力がありあまっているため、女性スタッフより、体力のある男性の方をお願いしています。

移動支援を使う前は、定型発達の娘は、息子の多動に振り回されるのを嫌がり、「もう疲れた」とおこっていました。

だから、移動支援を使えば、私と娘は、観光でもイベントでも、ゆっくり楽しめて、多動の息子をお願い出来る、心にゆとりをもって週末が過ごせると思いました。


ところが、いざ、使い始めると、娘も、息子の移動支援に来てくれるヘルパーさんと喋りたい、一緒に遊びたい、構って欲しい、という気持ちが強く、息子より前を歩き、塀に手や足をかけたり、道を外れたり、、、

そのたびに息子も真似をします(ToT)

また、息子について走り回る娘。
ヘルパーさんは、息子のための人なので、娘を見るのは私の仕事。
私は、息子はお願いできても、結局娘を追いかけなければいけません(ToT)

息子の迷子防止のための移動支援ではありますが、、、
面倒が増えているではありませんか!?





心身ともに疲れて家に帰りました。
疲れて長い間、うとうと寝てしまいましたが、二人とも楽しかったようで上機嫌でした。


移動支援は午前中のみの依頼だったため、夕方は、息子と娘とお買い物に行きました。

いつもなら、なるべく、平日の子どもがいないときに買い物に行くんですが、最近暇がなく、冷蔵庫がからっぽになり、仕方なく、子ども達と近所のスーパーへ。

私は、落ち着いて食材を選ぶのは無理だと分かって、通りすがりにあるいつもの食材をカートへどんどん入れて、なるべく止まらないように買い物をしています。

買い物の前半は一緒に回れるものの、野菜を選び終わって、お肉を選ぶ頃には、子ども達はいなくなり、、、(ToT)


息子が冷凍のおにぎりを持って、娘が息子を連れてきて「買っていいか、ママに聞くんだよ」と。

そのあと、シュウマイやら、ウエハースやら、カップケーキやら、次々と入れに来ます(ToT)

息子も、一応、買い物を楽しんでいるんですよね。
走り回る訳じゃなく、自分が食べるものを選んでいる。

娘も、ちゃんと息子から目を離さないようにして、息子をカートへ誘導している。

無駄なものを沢山カートへ入れられ、いなくなるため、ストレスはたまりますが、仕方ないのかなぁと思いました。

喜んで選んだものを、私は棚へ返すこともできず、全部買ってしまい、本当にこれでいいのだろうかと、毎度、悩みます。
でも、今は買い物を楽しむことでいいや、と割りきっています。

レジで小銭を正しく出せるようになってきた息子。
金銭感覚がつけば、買いすぎちゃだめなことも、きっとわかる日、しつけができる日が来るかな?




午前中の移動支援のことも、振り返りました。




娘は、息子の面倒を見てあげたいんだと思います。
いつも、息子を見てくれる娘に、ヘルパーが居るときはしなくていい、なんて大人の都合ですよね。

娘の優しさを認めて、もっと信じてあげなきゃな、って思いました。

で、結局、私の子育ては、ちっとも楽になりませんが、上手に息抜きするしかないですね^_^;

0 件のコメント:

コメントを投稿